探偵とはどんな調査をしているのでしょうか？
どういった種類の調査であれば依頼可能なのでしょう？
何かの時に頼りになるというイメージはありますが、その調査などについてはあまり知られていません。
ここでは探偵が行う調査やその詳細についてご紹介していきたいと思います。
- 浮気の証拠を掴みたい。
- 相手がどんな人か知りたい。
- 裁判で慰謝料を請求したい。
こういった場合に探偵に依頼される事が多く、裁判などの際には明確な証拠が必要になる為に探偵に依頼する場合があります。
探偵が行う調査は、「尾行・張り込み・聞き込み」といった調査になり、尾行は対象の後を追うだけのように思われますが実は案外難しく尾行のテクニックが必要とされます。
探偵は様々な経験やテクニックを駆使して浮気調査をしますが、浮気調査を探偵が行う最大の利点は調査対象者に顔がバレていないので尾行に気づかれる心配が少ないという点が挙げられます。
浮気をしている事を問い詰めようにも証拠がないと話にもなりません。
はぐらかされたり否定されればそれ以上突き詰める事ができずに、警戒心だけを強くしてしまう事になりかねません。
今すぐの離婚を考えていない場合でも、浮気の素振りがある時にちゃんと証拠を押さえておき何かの時の為に保険として持っておくという事もあります。
探偵の調査の中では浮気調査が多く、証拠を押さえたい人からの依頼が多いのです。
結婚相手や婚約者から、素行を知りたい人を調査する事があります。
結婚相談所で知り合って結婚を考えている場合などに相手の素性を調べる調査をします。
- どういった会社に在籍していて周辺の人の評判はどうなのか？
- 大きな資産を有しているという場合その資産は誰のものなのか？
- 書かれている学歴は真実なのかどうか？
- 婚姻歴などはあるのか？
- 住んでいる自宅はどこなのか？
- 家族や親戚との関係はどうなのか？
こういったその人に関わる様々な調査をします。
探偵であっても預金残高などの口座情報といった個人情報を調べる事はできません。
しかし、調査対象者の勤務先や年齢などからおおよその収入や公開されている登記情報などから資産状況を調べる事ができます。
こういった調査をする事で、結婚詐欺など防げる被害がある事から依頼される事が多い調査になります。
素性調査でできない事は、「差別を助長する恐れのある事由」については調査できません。
被差別部落の出身かどうかという事や前科・逮捕歴などは探偵であっても調査できません。
- 20年前の恩師について調べて欲しい。
- 家出していなくなった家族を調べて欲しい。
- 相続の関係で縁遠くなった親戚を探したい。
などの調査があります。
成人の家出や事件性のない失踪では警察も進んで調査してくれる事がなく、家出人の家族が調査を依頼する事があります。
相続の関係で相続権があるにも関わらず所在が分からない場合に、探偵がその人の所在などについて調査します。
様々な理由により個々に調べて欲しいという理由があるのですが、ストーカーの可能性があったり恨みなどで相手を傷つけるような恐れのある場合、反社会的な組織や団体などからの依頼は受ける事ができません。
依頼人がどうしてその人を探したいのか違法性はないのかなど、面接や契約までに探偵が見抜く必要があります。
- 無言電話が増えた場合。
- 嫌がらせをされている場合。
ストーカーされている様な気がするけれどはっきり分からない場合や、ストーカー相手がどこの誰だか全く検討もつかないなど、調査し証拠を集めます。
盗聴器の発見調査から、盗聴器の取り外しなどを行います。
市販の機器を使って自分で盗聴器が仕掛けられていないか調査する事もできますが、その場合その機器が調査可能な周波数帯しか調べる事ができないため、探偵の持つ特殊な高性能機器で調査をします。
家族で特に女性が一人暮らしを始めようとする際や、盗聴されている可能性があると思われる時、会社などで社外秘の情報が外部に流出している可能性のある場合など、様々な場面で盗聴器調査が必要とされています。
- 取引や商行為をしようと考えている会社の経営状況を知りたい。
- 雇用しようと思う人の素行を知りたい。
- 横領の可能性があるかも知れない場合。
- 解雇した元社員が取引先を引っ張っている可能性がある。
など、企業や人が信用できる人物かどうかなどについて調査します。
中には出資をしたとたんに連絡が取れなくなる事や、売買契約を結び金銭を支払った後で実は偽造された書類を見せられその不動産はその人の持ち物でなかったという場合があります。
そういった取引や商行為の金額が大きければ大きいほど、損失を未然に防ぐためにもこうした信用調査が大切になります。
この他にも調査ができる事は色々あります。依頼人により調査して欲しいという事は違います。
ここに挙げられていない事に関しても内容によっては探偵での調査が可能なものや、柔軟に対応してくれる探偵もいますので些細な事だと思われても、何か困ったことがあれば探偵に相談してみるといいでしょう。
心強い味方になってくれる探偵が沢山いますので、困って探偵を必要とした時になにかの参考にして下さい。